久しぶりに生まれ育った町、草加に行ってきました。
実は私、この土地にもう縁もゆかりもありません。 従兄弟とかがまだ近くにいるかもですけど、実家はもうなくて。
こんな銅像があったことすら懐かしい思い出ですが、お煎餅を焼くおせんさんだそうです。
タイトルにまるで白夜行と書いたのは、これは実は昔読んだ東野圭吾氏の小説の名前です。 主人公(名前は失念)に関わった人間がどんどんと消えていって結局自分の過去を知る人は自分1人みたいな、そんなストーリーだったと思います。
かくなる私も・・・? 草加駅にあった実家は隣駅に引越し、その先は駅名も変わり、その家も既になし。 卒業した母校も移転している。 更に言うと日本で名乗っていた名字と違う名字でアメリカでは生活している。
* 決して反社会的な何かが関係しているとかではありません
私に関係しているものがほとんど日本には残っていないわけで、あるのは頭の中に残っている断片的な記憶。
そんな記憶を辿ってやって来たのは昔利用していた四川料理の紫菜館というレストラン。
ここで水餃子を良く食べた記憶があります。 祖母に連れて来てもらってたんです。
うわー、懐かしい。 あの当時と何も変わらない内装。
水餃子、というよりも紫餃子という名前で出している餃子。
これこれ、懐かしい。 味は・・・ 変わってないような、変わったような・・・? 良く覚えていません。 子供の時の記憶だもの。 でもなんとなく懐かしさがこみ上げてきます。
それにザーサイと。
麻婆豆腐も頼んで。
あー、美味しいなー。 おばあちゃんとの記憶が蘇るなー。 せっかくなので店員さんに話してみようかなー? そうしたらもしかしたら
「
あんな小さかった坊やがこんなに立派になってー。あの頃は○○でxxだったのにねー。」
なんて覚えてない記憶を呼び起こしてくれるかもしれないし。
意を決して話しかけてみました。
「
○○年前にオーナー変わってるんですよ。」
orz
でも内装はそのままらしくて、小さい時に良く連れてこられたんですって人も結構いると言っていました。
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