5.28.2020

6月4日再オープン予定のラスベガス、どう変わる?


新型コロナの影響が色濃く発生している都市と言って真っ先に思いつくのがラスベガス。 特に密の状態でベタベタとチップやカードを触ったり、スロットマシーンのレバーやボタンは誰が触ったかも分からない、タバコを吸って、アルコールを飲んで歓喜に湧く三密のカジノがいよいよ来週6月4日から再オープンとなる。

ゴーストタウン化していると言われる現在のラスベガス。 営業していなければあのきらびやかなネオンも点けている意味はないだろう。 その灯りがまた1週間後に灯ることになるのだ。

今までのカジノとはどのように変わるのだろうか? 

これは私が一時期熱中していたクラップスというゲーム。


ディーラーが3人、プレイヤー最高12人が1つのテーブルを囲み、2つのサイコロの出る目に夢中になるゲーム。 サイコロはプレイヤーたちに時計回りに順番に回ってくる。 そのサイコロは毎回交換されることになるのかもしれない。 出た目を喜びハイタッチするプレイヤーたち、そんな光景はしばらくは鳴りを潜めることになりそうだ。 

テーブルゲームはソーシャルディスタンスを守った形で提供される。 今まで6人座っていたブラックジャックのテーブルも、1席ずつ空けて3人対ディーラーという構図になりそうだ。 しかも1人1人のプレイヤーとディーラーの間にはプラスチックの壁で仕切られ、飛沫を防ぐのだろう。


こんな無造作にチップを山積みし、トランプを片手に持ち、もう一方の手にはビールを飲みながらディーラーと楽しく談笑する場所はなくなっているのかもしれない。

前述で上げたクラップスのゲームは1テーブル6人まで、ルーレットは4人までとなり、ディーラー及びカジノ従業員は全部のカジノではなさそうだがマスク着用が義務付けられる(Caesars、MGM、Wynn系列)。

またプレイヤーにもマスクの着用を勧めている。 Wynnホテルに至ってはマスクを無料提供するサービスも存在するらしい。


カジノ全体の収容員数の半分以下で運営することが義務付けられているようで、1テーブルあたりのプレイヤーの数が半分になるのであれば、それは簡単にクリアできる問題だろうと推測する。


ただ果たしてそれだけで新型コロナの蔓延を防ぐことができるのかは未知数である。 長い期間不要不出の外出を避けるようにと言われ続け、ストレスを抱えた南カリフォルニア住民たちが一斉になだれ込むことも考えられそうだ。 


新型コロナ第二波の影響を極力減らしながら、特効薬が出来るまでは静かに暮していくのもこれまた間違っていないのかもしれない。


しばらくは状況を見守る日々が続きそうだ。


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