【ボクシング】 井上尚弥V6戦を生観戦してきた！！

日本のボクシング界の宝、井上尚弥がアメリカでV6戦。　

久しぶりのボクシング観戦に行ってきました。　場所はカーソンにあるStubhub Center。　4時開場なのに3時半には着いてしまって・・・　暑い中ゲートオープンを待っていると・・・

日本からやってこられた井上尚弥応援団。　

そして時間通りゲートオープン。

基本的にレフの持ち込みはOKと聞いていた（この日もセキュリティの兄ちゃんに2回も確認した）のに、入口のスタッフで止められる。　

このレフはレンズが大きすぎるからダメだと。

いやいや、2人に聞いて2人とも良いって確認取ってるよ？とこちらも応戦。

ちょっと偉そうなおっちゃんがやって来て、このサイズはOKだということに。

ほら言ったことか、と伝えても謝らないのがアメリカ。

だって私はダメだと聞いているとか、なんだかんだ・・・　

アメリカではこういうことが多すぎ。　統一性がない。　対応する人によってOKだったりダメだったり。　だから英語が喋れないからと言って主張しない人は損をすることも多いハズ。　

気を取り直して今日はサッカースタジアムを素通りして、その横にある小さめの会場へ向かいます。

ちなみに今回はちょっといい席を購入しました。　

私の目線から見えるリングはこんな感じ。

4時に開場、そして15分も経たないうちに前座1試合目がスタート。

いや、観客いなくて可哀想でしょ・・・　もうちょっと開場とスタートの時間をずらせば良いのに・・・

1試合目から4試合目までずっと判定が続き、なんとなーく飽きてきた5試合目。

観客もちらほらやってきたタイミングでようやくTKOが見れました。

ふとリングサイドに目をやると・・・

ん？　八重樫？　そして赤のシャツにキャップを被っているのは井上選手では？

これから試合だと言うのにリラックスモードで記念写真に応じていらっしゃいました。　さすがオッズが1.04倍というだけはあります。　100ドル賭けても104ドルにしかならないし・・・

ジャパニーズ・モンスターはアメリカのオッズメーカーにも当然知られていました。

井上尚弥応援団はリングサイドに陣取ってその試合を待ち続けます。

ようやく軽量級メインイベント3試合が開始。

スーパーフライ級タイトル挑戦権をかけ、EstradaとCuadrasが拳を交えた試合は観客も大興奮。

一進一退の壮絶な12ラウンドの打ち合いが見れました。

結果はダウンを奪ったEstradaが1ポイント差（114-113）の3-0で負けという結果に。　これには場内大ブーイング。　

ところが・・・

勝者を間違って読み上げてしまったマイクパフォーマー。　再度採点結果を見直し、Estradaが挑戦権を獲得となりました。　長いことボクシング見てますが、まさか勝者と敗者を間違うなんて・・・

Cuadrasはダウンしなければ勝っていたでしょう。　勝負は一瞬、まさに紙一重でした。

そしてセミファイナルでいよいよ井上尚弥が登場。

私の席の隣にはボクシングファンのおっちゃんたちが座っていたのですが、イノウエの名前はアメリカでも知られていると。　チョコラティート（ロマゴンの愛称）が今日の試合に勝てば、イノウエ対チョコラティートが年内に実現するかもねなんて話も。

いや、確か井上はバンタムに階級上げるなんて話もあるけど？　なんて会話をしながら、まぁ何はともあれイノウエは今日は5ラウンドまでで試合を決めるよ、ところでヤエガシはもう引退しちゃったのかい？　ヤエガシとチョコラティートの試合も良かったし、カメィダ（亀田のこと）のヤンゲストもなかなかいい選手だよねーとか、日本人選手をそこまで知ってくれているのは日本人として嬉しい限りでした。

そうこうしているうちに井上尚弥、リングインです。

日本の国旗を持ったファンの人たちも多い。

試合前とは違った顔つきですが、緊張はしてない様子。

そして試合開始！！

井上尚弥、終始圧倒しまくりでした。

5ラウンド目にボディでダウンを奪い、Nievesは戦意喪失。　ずっと逃げ回る展開に、井上も挑発したりと会場を盛り上げてくれました。

終わってみれば6ラウンド終了と同時にギブアップで圧巻の勝利。

世界ランク6位の選手に何もさせない、まさに一辺倒のボクシングは素晴らしいの一言でした。

メインイベントはロマゴンことRoman Gonzalezの試合。

前回疑惑の判定で初黒星となった相手、Rungvisaiとの再戦。

ロマゴンの勝ちを期待していたけど、結果はRungvisaiの右フック2発に沈みました。　軽量級最強だと思っていたロマゴン伝説が終焉を迎えた感じです。　もう引退かも・・・

井上尚弥おめでとうだけど、ロマゴンの敗戦は結構ショックでした。　でもそれ以上にショックだったのが・・・
　

このCheladaがめちゃ不味かったこと。

Modeloって書いてあるからビールだと思っていたのに、ビールとライムジュースを混ぜたドリンクだったとは。　いや、暑かったからビール飲みたいなーと思ってその気分で飲んだから不味かったんです。　もとからこういう飲み物だと分かっていたらきっと美味しく飲めたかもしれない。　

想像してみてください。

喉越しを楽しむために思いっきり飲んだら酸っぱかったっていう感じを・・・

ま、次回からは購入は控えます。

何はともあれ、井上尚弥、おめでとう。　次戦は誰と戦うのか、またアメリカでやることがあるなら絶対応援に行きたいなと思っております。