11.15.2019
あっという間の中国滞在と今回思ったこと
5日目の朝、この日は深センから香港に、そしてアメリカに戻る日。 深センから香港に行くには電車やタクシー、バスなど色々な方法がありますが、船もあるよと教えてもらって利便性の高そうなその船をチョイス。
実はこれが大当たりでした。
グレードが3種類あって、真ん中のグレードを選択しました。 345元。 50ドルぐらいですね。
8時35分に深センを出発して、1時間ぐらいで香港の空港に到着します。
なお、この船には飛行機のチケットを持っていないと乗ることが出来ません。 ということで、預け荷物もこちらで預けて、そのまま航空会社に直結、アメリカ到着まで荷物をピックアップする必要はないのです。 出国手続きもこちらでやりました。
乗船10分ぐらい前にようやくゲートが開き、あなた、出国カードに記入してないわよってそんなギリギリのタイミングで言われてあたふたと作業する私。
この船で香港まで行きます。
2番目のグレードは2階席になってまして・・・
乗車している人が少ないのに2階席に至っては誰もいません・・・
WiFiも2階席は無料開放されているようですが、このWiFiが全く使えない。 30秒ぐらいで切断されちゃいますし・・・
いざ深センを出港!
1時間程度で香港に到着です。
100万ドルの夜景とか、都会と言われる香港を全く見ることが出来ませんでしたが、香港に到着して知ったのは、この船を利用して来た人たちは一般乗客の人たちと違うゲートが用意されていること。
よってセキュリティもガラガラ。
あっという間に通り抜けることが出来ました。
時間を持て余したのでラウンジで一息。 ようやくGmailやSNSが使えるようになって何だか安心しました(中国本土ではVPN接続がないと使えない)。
ラウンジには日本や中国、アメリカのビールなど取り放題、飲み放題(アメリカのユナイテッドのラウンジはいちいち頼まないといけません)。
更には普段のアメリカ生活では見かけたことがないシュウェップスのジンジャエールまで。
中国は最初あまり良いイメージがありませんでした。
アメリカの観光地に行くとどこに行っても中国人の団体さんが目について、モラルのない人たちばっかりだなって印象だったんです。 でも、それってごく一部の人たちで、今回出会った人たちはしっかりされた人ばかりでした。
総人口で日本人の10倍以上は軽くいる中国の人たち。 その一部の人たちがアメリカの観光地でモラルに欠ける行動をしていたからと言って、全部の人たちがそうだと断言出来るはずはないのに、そうやって色眼鏡で見ていたのは自分だったのだなと再認識させられました。
自分の目で確かめてみて初めて分かることって多いです。
世界は広い。
そう思った今回の中国滞在でした。
ちなみにサンフランシスコ空港での入国審査でまさかの別室送りにされて、このまま入国させてもらえないんじゃないかとアタフタさせられたのは良い思い出です(中国に仕事で行ったと言うと問題になるのか、或いはサンフランシスコの入国審査官が厳しいのか)。
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