2.02.2018

津波で全てを失った街、陸前高田へ・・・


気仙沼で一夜を過ごし、翌日は岩手県の陸前高田に行くことに。

ここは奇跡の一本松があると教えていただきました。

気仙沼駅から1時間に1本未満のバス(と言うか電車?)に乗って奇跡の一本松駅へ。


乗客は私のみ。


風が強い1日のようでした。


このバスですが、窓が結構汚れていて外の景色が撮れなかったのが残念です。


そうこうしているうちに奇跡の一本松駅に到着です。


↓は帰りの乗り場。


奇跡の一本松まで行って、写真を撮ってドローンを飛ばして・・・ 1時間強ぐらいの時間しかありませんが、早足で行動開始。


10分ぐらい歩くと目の前に奇跡の一本松が。


奇跡の一本松とは東日本大震災の津波によって失われた高田松原で唯一残った松。 残念ながら海水によって枯死してしまったらしいですが、復興のシンボルとしてその場に立ち続けています。

詳しくはコチラ(↓)にも。


さて、この日はかなり風が強く、ドローンを飛ばすのも不安が募ります。


でもせっかく来たんだし、目の届く範囲であれば飛ばせるかなと思って飛ばしました。 が、この空撮映像はきちんとテロップを入れてから出したいのでまた後ほど・・・

ドローンで撮った写真を1枚だけ。


実はここでドローンを飛ばしている時に運命的な出会いが訪れました。

昔陸前高田の復興ボランティアをやっていらっしゃって、今回も仕事で現地入りされているというKさん。

電車を乗り継いでまで私がやって来たこと、映像が完成したらアメリカにいる人たちにも現状を知ってもらいたいという思いでやって来たことを告げると意気投合。 その方は一ノ関駅からレンタカーで来ているので、良かったら乗っていきますか?と嬉しいオファーが。

よって行動範囲も広がり、時間的余裕も若干増えて、陸前高田を少し案内してもらいました。



資料館にも行って、そしてその前には津波当時の状況を物語る建物。






この後、あの津波から奇跡的に助かったというSさんとお会いする機会も作ってくださり。 当時のことを色々とお聞きしました。

街全体を盛り土して津波に備えているそうです。
プレハブ小屋も目立ち、完全なる再建には時間がかかりそうです。

津波は過去に何度も来ているそうで、流されては建て、建てては流されを繰り返しているけれど、街を出るつもりはないと言っていました。

自然の脅威を改めて聞かせていただきました。



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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。
三陸出身の者です。
こうして現状をアップしていただき有難うございます。
陸前高田市の松林は、今思えば、本当にあっぱれでした。
ずっと変わることのないと思っていた田舎の様子が、あの日に一変し、
つい昨日のことのようにも思えたり、
ずっと昔のことのようにも思えたり…ただ…地元で頑張る方々のご苦労は計り知れないものがあります。
きれいごとばかりの被災地でもありませんが、
地元の人々にとって、より住みやすい地になっていくことを願ってやみません。

ひろ さんのコメント...

コメントありがとうございました。

現地に残された爪痕はただただ脅威でした。
7年目の3.11に向け、まだ出来ることもありそうですので活動していきたいと思っています。

復興が1日も早く進むことを願っています。