2.15.2018

同じビールのはずなのに・・・


広島で絶対に行こうと思っていた場所、銀山町にあるビールスタンド重富(重富酒店)。


10人ほどしか入れないスペースで至極のビールが飲めるらしく。

営業時間も午後5時から2時間しかなく、しかもビールのおかわりは1杯まで(合計2杯)。 おつまみも提供してなければ持ち込みも禁止の、ビールラバーのための、ビールラバーのためだけの店。  


午後5時には店の前に列が出来ていて、これから食事・・・の前の0次会として利用される方も多いとか。 

2杯までしか飲めないのに、5つの種類があってどれにしようか悩みます。


かと思いきや、メニューの裏にはその名の通り裏メニューが存在。 


ビールは1杯500円。 2杯までで1人1,000円。 

マスターは3代目にあたるようで、昭和のビールサーバーを復活させてその美味しさを伝え続けていらっしゃるようです。


昭和のビールホースは内径が9ミリでビールの流量が約4倍らしく、職人技が必要になるようです。 ちなみに平成のビールホースは5ミリで扱いやすいとのこと。

写真も好きなだけ撮っていってくださいと仰る気さくなマスター。

1杯目にオススメという一度注ぎを注文。 


↑の写真左側が一度注ぎ、右側は妻が頼んだ二度注ぎ。 泡の量が全く違います。

爽快感を楽しんでくださいと言う一度注ぎは、お風呂上がりに飲む(コーヒー)牛乳のように、肩幅まで足を広げて片手は腰に、ゴクッと飲んでくださいと渋い声で仰られた通りの飲み方で楽しみました。

ビールと言えば喉越し。 その喉越しを本気で楽しめるのがこの一度注ぎと言っても過言ではなさそうです。

そして2杯目は一度注ぎにうまみがプラスされたという妻が1杯目から飲んでいた二度注ぎを注文。


本当に同じビールなのか?と疑いたくなるほどの違いがあります。 

注ぎ方1つでこんなにも変わるものなのかと大変勉強になりました。 

店を出る時に、ありがとうございましたではなく、行ってらっしゃい!と声をかけてくださるマスター。 0次会利用にはぴったりです。

ご馳走様でした m(_ _)m




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