東日本大震災の復興状況を確認すべく気仙沼へ

日本滞在の2日目、一ノ関を経由して気仙沼に行ってきました。

一ノ関では2両しかない電車に乗り、揺られること約1時間。

気仙沼駅に到着です。

駅の真ん前にあるホテルに宿を抑えました。

移動するための荷物がとにかく多いんです。　駅前のホテルはこういった時に便利です。

さて、2011年3月に起きた東日本大震災。　当然アメリカに住んでいたわけで、そのニュースはメディアを通じて見るだけの日々でした。

ときが経ち、2016年4月には熊本地震もありました。

熊本地震の復興支援団体がロサンゼルスに発足したのでボランティア活動を積極的に行い、復興を促す動画制作などをしていました。　3年目にあたる今年は現地まで足を運んでその状況を見てこようと思っていて、今回の日本滞在の後半に熊本に行く予定でした。

ですが熊本には縁もゆかりもないわけで。

それでもその中で出来ることはあるかなと思って行動に移したわけですが、それだったら東北にも出向いた方が良いのかな？と思っての今回の訪問です。

当然のことながら気仙沼には知り合いもいませんし、熊本同様縁もゆかりもありません。　でもこのブログ（アメフト）を通して知り合った方が東北に単身赴任していらっしゃって、気仙沼やその辺りも詳しいということでご丁寧に色々と事前情報をくださったので思い切って行ってみたのです（気仙沼に行った前日にその方を含めてオフ会を開催し、その時も現地のことを色々と教えてくださいました）。

1人旅というのは悪くないですが、なかなか何からやって良いものか悩むものです。　

現地の復興状況を見るためにドローンで空撮するという大きな目的もありましたが、あいにくの曇り模様に寒さもプラスして、取り敢えずはブラブラと街を歩いてみることにしました。

震災当時の状況が漫画風になっている看板があったり。

6年も経とうとしているのだからかなり復興しているだろうと思っていたものの、その当時のままの建物も目立ちました。

プレハブ小屋も多ければ、更地になった場所も。

神社も鳥居だけが残され、地震による爪痕が残っていたり。

現地に出向かないと分からないことが色々と出てきます。

なに不自由なく生活出来るってことがどれほど幸せなことなのか、改めて実感しました。