8.19.2016
キング・オブ・エイトビート! 布袋寅泰のLAライブに行ってきた!!
もう1ヶ月以上も前の話ですが・・・
7月13日にアルバムSTRANGERSを提げて布袋寅泰氏がLAのTroubadourでライブを行いました。 布袋は私の青春ど真ん中の音楽。 BOOWYは私の年齢からは若干上、でも布袋サウンドは高校時代の学園祭バンドでコピーさせてもらったりと思い入れがあるのも事実。
とはいえ・・・ アルバムを提げてくるということは昔の曲はやらないんじゃ・・・? どうしよう~、行こうかな辞めようかな~って考えていたらライブの2日前になっていました(恥)。
妻に迷っているなら行くべき! B'zの時もドリカムの時もポルノグラフィティの時も楽しかったじゃん!と後押しされ、であればと思ってチケット購入しようと思ったら全て完売・・・ orz
人間って不思議なもので、行けないと分かるとどうしても行きたくなるもの。 ただし、今回は500人しか入らない箱の上にチケットを所持しているのは大方日本人と予想。 となるとアフターマーケットに出回る可能性は低いかなと思いながらもStubhubなどで検索。 当然見つけることが出来なかったけど、唯一見つけたのはCraigslistで1枚40ドル、2枚80ドルで売ってくれるという人。
チケットの正規金額は30ドル(+手数料)。 そう考えると40ドルっていうのは悪くない。 とはいえ、Craigslistは詐欺みたいなことも多いし、いささか不安ではあるけれど他に方法はない。 色々とテキストで話していると、当日、現地でチケット2枚と現金を交換という条件を出された。
それならまぁいいか・・・
ということで、Troubadourの前に到着。
当然この時はまだチケットを持っていない・・・
Troubadourは1957年にオープンした歴史あるクラブ。 エルトン・ジョンやイーグルス、モトリー・クルーにコールドプレイ、最近ではガンズもパフォーマンスしたことがあるみたいで。
入口の前は既に長蛇の列。
全席立ち見なので早く並べばいい席が確保出来る。 とはいえ、チケットも持っていない私たちが列に並んで待つのもおかしな話。
そういえば来る人の体格や服装なども含めて何も情報がないな・・・ こんなところで本当に会えるのだろうか? そう思ったのもつかの間、きちんとチケットを届けてくれました。
チケット金額が0ドルと表示されているけどホンモノなんだろうか・・・ 聞いたところによると、このチケットは懸賞で当たったものだとのこと。 心配はしてみるものの、80ドルのためにこんな手の込んだ詐欺行為みたいなことをすることもなかろうと、現金と交換し、列に並び始める。
本当に入れるのかなぁ・・・
不安を心に、いよいよセキュリティチェックが始まる。
なんとすんなり中に入ることが出来た。 しかもそのチケットを交換してくれた人があの2枚以外にVIPと書かれたステッカーを渡してくれ、それを入口で見せたところ、「あなた達は2階にどうぞ。」と階段を登っていく。
おお、なんと見下ろす形のライブか。 実は妻はこの日風邪にやられていて、とてもじゃないけどギュウギュウな場所での立ち見は出来ないと言っていたので、これは普段の行いの良さである(*もちろん私の)と判断した。
このTroubadourのカメラに対する規制はミュージシャンによってと定められている。 ただ、毎度のことながらレンズとカメラが外れる(いわゆるレフタイプ)のものは禁止となっているが、それ以外は問題なし。
布袋寅泰登場の時も特にカメラに対する制限はなかったので登場と同時に写真を撮ってみた。
妻が上から見ても大きいのが分かるね~。 なんて言っていたが、全然分からんぞ・・・? あれはステージの上だし、もしあれが本当の大きさだとしたら一般の人間は布袋氏のヒザ下ぐらいの身長ということになる。 まさに巨人だ。
アメリカでライブするんだからきっと有名曲ばかりやってくれるに違いない! そう信じていた私は見事に打ち破られた・・・
やはりアルバムSTRANGERSに収録されている曲を中心にやっているみたいだ。 正直知らないし、あまり興味もない。 私の中の布袋は片足を上げながらエイトビートを刻み、あのかすれた声で歌うポイズンやスリルの印象しかない。
歌の途中でMCをちょくちょくと入れていたが、彼はなかなか英語も流暢だった。 イギリスに住んでから喋れるようになったのかは分からないけど、英語で冗談を言ったりもしていて、なかなかトークも面白い。
そしてKill BillのテーマことBATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITYの演奏をやってくれた。 ヨーロッパでこの曲を演奏したところ、良いカバーだね♪と褒められたという話や、もともとメタリカが曲を提供することが決まっていたのに、この音楽が選ばれたことなど、裏話が色々と聞けたのも面白い(これも英語でしゃべっていた)。
正直このKill Billのテーマを生演奏で聴けただけで40ドルの価値はあると思っていいだろう。 心臓の奥から突き上げてくる重低音と頭から耳にすっと入ってくる布袋のギターサウンドは最高だった。
そしていよいよラストの曲と言って演奏したのはBAD FEELING。
BOOWYの曲だったか・・・
これで幕が閉じるかと思いきや、会場からのアンコールに応えてNo. New York、そしてDreamin'と繋ぐ。 やはりここでもBOOWYの曲となり、残念ながらポイズンやスリルといったもろ青春の曲は聴くことが出来なかった。
アンコールのアンコールにも応えてくれ、最後はミッション・インポッシブルのテーマで締めてくれた。
布袋よりも上手いギタリストはたくさんいるけれど、私の中ではあれだけ強烈に残るポップなサウンドとエイトビートで惹きつけてくれるミュージシャンはなかなかいないと思っている。
妻もライブが終わった後はファンになったようで、この後数日に渡り布袋寅泰You Tubeツアーが我が家では開催された・・・
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