2.04.2016

【アメフト】 最終決戦の場にブロンコス出場! SUPERBOWLはホースの覚醒なるか!?


2月第1週の日曜日はアメリカでは一大イベント。 視聴率50%を越えるモンスター番組をピザやチキンフィンガー、チップス・サルサやレイズなどを片手で食べながら、もう一方の手にはビール、それでも視線はテレビに釘付けというスタイルが主流でした。 そんなこともありピザ屋は朝からパンク状態、1年のうちで一番稼げるのがこの日と言わんばかりの人気っぷりなわけですが、手が汚れるんですよね。 それでそのスタイルは最近少しずつ変化が見られるようになり、最近ではお寿司(カリフォルニアロールとかの巻物)でパーティをやるところも多くなったみたいです。

そんな一大イベントはSUPERBOWLと呼ばれるアメフトの優勝チームを決める試合なわけですが、今年は記念すべき50回目。 そして北カリフォルニアで開催。 2月4日現在、チケットは一番安くても1枚3,000ドル、一番高い席では25,000ドルなんていうのもありました。 そうまでしてでも欲しいプラチナチケット。 そんな夢の舞台に私が応援するデンバー・ブロンコスが2年ぶりに出場します。

現地行きたいなー♪

とは言え、その日は日本からお客さんがやって来る。 しかも試合開始の10分後、午後3時40分に到着。 空港・ホテル間の送迎は何とか回避できました。 なのでその日は心置きなくブロンコスを応援することができそうです。

先ずは両チームの比較から。

【ブロンコス】

無敗記録更新中は最弱の無敗チームなんてレッテルを貼られ、プレイオフに出場しては最弱の四強とも言われ、そんな声を逆境に運と実力で勝ち上がってきたチーム。 トータルオフェンスはリーグ16位、トータルディフェンスは1位とアンバランスながらも守備の粘りでスーパーボウルに出場。

Peyton Manning率いるオフェンス陣は16位というランキングからも分かる通り、微妙過ぎる。 

1試合平均獲得パスヤードは248ヤード、タッチダウン数は19、インターセプトは23・・・ タッチダウンよりもインターセプトの数が多いのは今期ブロンコスとカウボーイズのみ・・・ 一方のラッシュでは1試合平均107ヤードでタッチダウン数は13。

一方のディフェンスでは1試合平均喪失ヤードは283で堂々1位、失点も平均18.5点という堅守ぶり。 その中でも2011年ドラフト2位で加入したVon Millerと逆エッジに位置するDeMarcus Ware、更には2012年に加入したDerek Wolfeを筆頭に、今シーズンNFL最多の52サックを記録。 セカンダリーではChris HarrisにAqib Talib、更にはT.J. Wardなど良い駒が揃っている。

【パンサーズ】

15勝1敗という脅威の強さで勝ち上がってきたCam Newton率いるバランスの取れたチーム。 投げてよし、走ってよしのモバイルQBのお手本のような動きを見せるNewtonは2011年ドラフト1位で加入。 つまりドラフト1位のNewtonと2位のMillerが揃ってスーパーボウルで対戦という構図。 

オフェンスにおいては、1試合平均獲得パスヤードは224ヤードと決して高くはないが、ラッシュでは142ヤードで合計するとリーグ11位。 ペイトリオッツのGronkowskiなみに活躍するGreg Olsenが要注意人物。

ディフェンスは平均322ヤードを喪失しているものの、失点は19.2点で守備では6位にランクイン。 Luke Kuechlyは2試合連続インターセプトTDを決めているほか、Josh Normanの存在がManningを脅かす。

【試合展開予想】

ブロンコスファンの私としては当然ブロンコス目線で話をすることになるわけだが・・・

ロングの精度に難があるManningのパス、Ronnie Hillman、C.J. Andersonのランはラン守備4位のパンサーズの前に沈黙・・・ ファーストダウンの更新もままならない。 そんな予想は容易く、一体どんな展開でパンサーズを崩していくのか色々と想像をしてみるが良いイメージが思い浮かばない。

鉄壁守備のパンサーズにショートパスからのランアフターキャッチで攻める・・・? 落球率の高いブロンコスレシーバー陣のポロポロの展開になりそうだし。 エンドゾーンでターゲットになりやすいOwen Danielsもフリーになる可能性は少なそう。

守備1位のブロンコスがパンサーズのオフェンスを封じ込める? Newtonの変幻自在のパスやランを封じ込めるのは無理があるか・・・ 対Bradyのようにパスラッシュで封じ込めたいところだけど、スクランブルからのビッグゲインが怖い。 が、プレッシャーを与え続けミスを誘発する以外に活路はない気がする。 捨て身の特攻、ホースの覚醒?

【総評】

常にアンダードッグであっても勝ち続けてきたブロンコス。 この試合ではパンサーズが6ポイント有利という見方が強く、場合によっては2年前の大虐殺の再現になる可能性も否めない。 が、ディフェンスが強いチームが勝つと言われるのがスーパーボウル。 

ピック6などのビッグプレイからの得点を着実に重ね、勝つのはブロンコスと信じたい。

23-20の3点差でブロンコス勝利と期待を込めて予想。 勝つなら接戦、負けるなら大敗と言ったところか。 引退が囁かれるManningに最後の餞を!!

Go Broncos!!



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

送迎回避おめでとうございます。
ライヴ観戦楽しんで下さい!私は仕事ですが…。
S二人の怪我が心配ですか、今のD♯ならニュートンを止められるはず!マニングが有終の美を飾ってくれるでしょう‼
Go Broncos!!

ひろ さんのコメント...

コメントありがとうございます。
お仕事ですか・・・気が気じゃないですね。
お疲れ様です。

試合はディフェンス力で圧倒して欲しいです。
Manningのロングボムも練習では良かったなんてニュースもありますしね。

2年前のような展開になったらしばらく立ち直れません。

勝利を信じてGo Broncos!!